2011年 10月

地域支援センターの人が施設に来てくれた。
在宅復帰の相談に乗ってもらうのだ。
実際に話がはじまるまでは、不安だった。
わたしはあんまりうまく話せないからだ。
施設のスタッフとナースと副施設長が同席したので、みんなが話してしまって、地域支援センターの人もわたしのことばを聞いてくれないかも知れないと思ったのだ。
杞憂だった。
施設側の人は特に口出ししないでくれた。
地域支援センターの人もわたしのことばを聞いてくれた。
一時間半、みっちり話した。
だけど、わたしが知りたかった具体的な(どんな援助をどのくらい受けられるかと云うような)ことについては、あんまり教えてもらえなかった。
地域支援センターの人は、わたしとではなくて家族と話したいみたいだ。
家族と話したいみたいだから、話がいまいち進まない。

地域支援センターにメールを送ったのだけど、一向に届かないので、痺れを切らせて、直接電話した。
と云っても、番号を押してくれたのも、話しているあいだ受話器を持っていてくれたのも、施設のスタッフなのだけど。
でも、頑張って、話した。
わたしはあんまりうまく話せないのだけど、自分でやることが大事だと思ったので、懸命に伝えた。
父親に云われたのだ。

在宅復帰をしたいと云うのは判った。
でも、それなら、自分で調べるとかして、考えるための材料を揃えてこい。

今までのわたしだったら、あきらめていたかも知れない。
だけど、今のミカヅキさんは、一味違う。
頑張るのだ!
地域支援センターの人は、相談に乗ってくれるそうだ。
しかも、施設に来てくれると云う。
前進、前進!

行動カテゴリでは、原状を打破するために動いた時にその記録をつけて行く予定です。
わたしは北九州の施設で暮らしている。
でも、最近、自立を目指したいと思いはじめた。
在宅復帰をしたいのだ。
そこで、在宅復帰の相談に乗ってくれるところがあればいいな、と思った。
「障害者のことなら、ウェルとばただろう、」と思ったので、ウェルとばたのサイトから問い合わせてみた。
「在宅復帰を目指しているのだけど、相談に乗ってもらえそうなところを教えていただけませんか?」
返事が届いた。

ウェルとばたホームページにお問合せいただきありがとうございました。
お尋ねの在宅復帰に関わる相談窓口については、
入居団体の「北九州市障害者地域生活支援センター」をご案内させていただきます。
詳細については、ウェルとばたホームページ6Fのフロアガイドをご覧ください。
今後ともウェルとばたをよろしくお願いいたします。

さっそく地域支援センターにメールを送っている。

北九州市障害者地域生活支援センター御中
はじめまして、ミカヅキカゲリと云います。
わたしは四肢麻痺で施設で暮らしています。
一級障害者です。
現在、在宅復帰を目指しています。
それで、その場合、どの程度ヘルパーなどを利用できるのかとか相談したいのだけど、
ウェルとばたに問い合わせたところ、こちらを紹介されました。
教えていただけますか?

だけど、届かない。
でも、わたしの在宅復帰を目指す挑戦は、今日からはじまった!