2012年 3月

少し前に、施設でみんなで肉じゃがを作った。
「口出ししないでくれ」と云われた(苦笑)。
スタッフに手を持ってもらって、にんじんを切った。
それだけやっただけなのに、
ありがとうを何度も云われて、前日(自立生活センターでタンドリーチキンを作った時)とあんまり違うので、感慨深かった。
自立生活運動においては料理でも障害者の自己決定が重視される。
障害者が実際に作業するかと云うことではなく、だ。
旧来型の医療モデルに基づいた福祉の考え方(施設はこれ)では、どれだけ時間がかかっても良いから、障害者が実際に作業をすると云うことが重視されるのである。