2012年 5月

車椅子になって、はじめて公共交通機関を試してみた。
JRにまず乗った。
駅の窓口に行って、「戸畑まで行きたいんですけど、」と障害者手帳を見せたら、スムーズに対応してくれて、気持ちよく乗れた。
Gさん(自立生活センターの人)が研修とかをやっているそうだから、成果が出ているのかな。
帰りはバスに乗った。
運転手が感じ悪くて、揺れて怖かったので、部屋を探すなら、バスはやめにしてJR沿線に住もうと思った。

わたしは高機能自閉症だと云われている。
高機能も高機能なので、一見、何の障害もないみたいに見える。
でも、やっぱり拘泥(こだわ)りと云うのはあるもので。
仮令ば、時間。
おやつに行くためにスタッフがわたしを起こしに来るのは15:00と決められている。
それをスタッフによっては14:45くらいに来たりする。
それがどうにも気持ち悪い。
大仰に云うなら、権利を剥奪されるような気分になってしまうくらいだ。
その気持ち悪さはともすれば「死にたい」と容易く結びついてしまう種類のもので。
そう云うところが、たぶん、障害ゆえなのだ。

自立生活センターの介助者は指示ありきなので、
無言のやり取りが苦手なわたしには
実は、ありがたい(発達障害ゆえ)。
だから、関係作りも今のところ、愉しめているし、
ひとり暮らしをはじめても、希望が持てると思うのだ。

そろそろ部屋を探そうかと云っている。
それで、障害者が部屋を探すのを手伝ってくれるところ(居住サポートセンター)に行ってみようと云うことになって、予約を取ろうと電話した。
その対応が結構あり得ない感じだった。
わたしがうまく話せないからかも知れないけれど、人権なさげ、と云うか。
施設のスタッフは知っていますかとか、施設に連絡をしても良いですかとか。
関係ないぢゃん、と思った。
挙句、GWだから、今は予定が判らないと云われた!
怒。
「おうちの人」と話をしたいと云うばかりで全然わたしと話を進めてくれなかった、地域支援センターとおんなじ匂いがする。